2010年10月12日
北部ドライブ最終章。
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地図左から美ら海水族館~今帰仁巡りと右にぐるっと行きまして
嵐山展望台へ。
じつはこのときすでにガソリンがエンプティマークつきまくりで、ランプが点灯してから
すでに60キロ走っていて、、、
止まるんじゃないかって言う恐怖にかられながら進んでおります。
嵐山展望台までに意外と山道が長くドキドキ。
しながらもお茶畑がみえるのどかな風景。
こんな感じで1階は売店。パインとかちょっとお土産売ってる。
展望台は無料。
期待しないで行ったけど。。。
きょこさんがいうように瀬戸内海みたいな
沖縄のいつもとは違う顔が見られた感じで
とってもきれいでした。
ここから帰るかと思いきやパパはまた北上しだしてガソリンのないまま辺戸向けへ。。。
名護に行ってガソリン入れないの??
大宜味近辺やっとスタンドがあって、もうEmptyから70キロも走ってよく止まらなかった。
よかった。
ここまででも結構へとへとなのに。。。
比地大滝の看板が私たちを誘う。
途中から車では入れないので引き返す。その途中に林道を発見。
ここで二人の好奇心に火がついてしまう。
どこに行くんだろう??行ってみる??
しばらく車が入っていないような山道に私たちは進むのであった。
結果。。。30分走っても山道は終わらず、不安になる二人。
「引き返すか??」「ここまできたらもう大きい道路に出るでしょう?行っちゃおう!!」
標識といえばヤンバルクイナなどの小動物のための側溝についての表記くらい。
たまに分かれ道はあるけどどこ向けかも書かれておらず恐ろしくて進めない。
ところどころに土砂崩れの痕跡があり道路が半分ほど遮断されていたり。。。
そしてあれ滝じゃない??
となんて名前かわからないけど滝を発見したり。
周りはまるでジャングル。
亜熱帯の植物で覆われてうっそうとしている。
空気はひんやり涼しい。
ここで疑問。
なんのための道路??
こんな森林の中に必要あるの??
結局35キロもある林道だった。
大国林道
環境を破壊する違法な工事として訴訟も起こされていた。
こんな道があったことも、こんなに森林が無駄に拓かれていた事も、
たくさんの犠牲がここにあったことも、それを守ろうと一所懸命に動いてくれて人(いつまで続く沖縄の赤い海)たちがいることも
何も知らなかった。
迷い道したおかげで、また自然と沖縄に住む人たちの共存について考えさせられた。
その後県道2号線に続いていてほっと一息。
その後もやんばるの勇壮な自然を目の当たりにして偉大さを実感させられるドライブになりました。
途中橋からの左右に広がるやんばるの森には鳥肌が立ちました。
学校では自然とそれを壊している人間のエゴについてはっきり伝えていくべきだと思った。
すぐ近くにある利益に目を取られて、大切なものを破壊する。
取り返しのつかないことと知っても今がよければそれでいい。
目先の利益を優先して、未来の子供たちへの環境は後回し。
私が総理なら、私が知事なら沖縄全域を保護域に指定する!!
Posted by MAKI WORKS at 12:41│Comments(0)
│★Okinawa:琉球